上海列車事故(1988年)~高知学芸高校27名が犠牲に
今日11月3日は文化の日。
日本武道館で、全日本剣道選手権大会が行われました。
全日本剣道選手権大会(Wikipedia)
タイトルが列車事故なのに、本文と一致していない、間違いでは?と思われたかもしれません。
もう37年も前ですが、1988年3月24日、修学旅行で中国に行っていた高知学芸高校1年生が
上海で列車事故に遭い、生徒26名、剣道部顧問の教諭1名が亡くなりました。
当時の週刊誌には、「首のない女子生徒も遺体もあった」「引率教師が泣きながら生徒の身元確認をしていた」という記述もありました。
テレビで、列車から救出される制服姿の生徒たちを見ていると、
同年代の子どもたちを相手にしていた身としては、他人事とは思えませんでした。
とてもショックを受け、報道を気にしていた覚えがあります。
剣道部顧問だったのは、川添哲夫教諭。享年38歳。
川添哲夫(Wikipedia)
当時はそれ以上のことはわからなかったのですが(報道をよく見なかったせいかもしれませんが)、全日本剣道選手権大会で2回優勝していたそうです。
第19回大会(1971年) 21歳(国士舘大学4年)
第23回大会(1975年) 25歳(高知学芸高校教員)
川添教諭のご両親も剣道の実力者で、剣道一家だったようです。
全日本剣道選手権大会と聞くと、川添教諭のこと、高知学芸高校のことを思い出しますので、書かせていただきました。
修学旅行はもちろん、学校の管理下です。
学校の管理下で生徒が亡くなることはもとより、怪我をすることもあってはならないことです。1人でも亡くなれば、大問題です。
この高知学芸高校の事故では、修学旅行の事前の下見(校長と、なぜか奥さんと2人だけで)が北京への単なる物見遊山だったとか、事故後の学校の対応の不誠実さなど、
親御さんの強い不信感につながる状況もあったようです。
亡くなった生徒たち、川添教諭は、もし健在であったなら、今年で54歳、75歳。
改めてご冥福をお祈りいたします。